こんにちは。天泣です。
生きていれば何回かは失敗をしてしまうものですよね。
小さい失敗であれば忘れることもあるかもしれませんが、大きな失敗はいつまでも記憶に残っているものです。
そして不意に思い出し、「なんであんな失敗を…」と後悔をしてつらい気持ちになってしまうこともあるでしょう。
この記事では、
・「反省」と「後悔」の違い ・過去の失敗への考え方
についてお話していきます。
過去の失敗に縛られてつらい思いをしている方は、ぜひ参考にしてみてください。
反省は大事、後悔はほどほどに
なにか失敗をしてしまったときに『反省』をすることは大事です。失敗の原因は何だったのか、その失敗にどう対処するのか、そして次に失敗しないためにはどうするかを考えることはとても大切なことです。
しかし、『反省』は大事にしても、『後悔』はほどほどにしましょう。
『後悔』とは「なんであんなことをしてしまったんだ…」「なんでできなかったんだ…」とクヨクヨ考えることです。『後悔』は自分を責め立ててしまうばかりで、具体的な対策がなかなか考えられません。
『後悔』だけでは自分がつらくなるばかりなのです。だから、『後悔』ではなく『反省』をするようにしましょう。
ただ、いきなり後悔をするなと言われても、そう簡単にできるものではありませんよね。どうしたって多少は後悔するものです。
そこで、後悔の念を引きずらないようにする考え方をご紹介します。それは『これからどうするか』を考えることです。
過去の失敗は当然なかったことにはできません。であれば、考えるべきことは過去のことではなく、これからのことです。それを考えなければ前に進むことはできません。
後悔に押しつぶされそうにな時は、『これからどうするか』と心の中で唱えてみましょう。
そうすることで、自然と後悔から反省へと思考がシフトしていきます。失敗を分析し、対策を考えることができれば徐々に気持ちも落ち着いてくるはずです。
自分のその時の頑張りは認めてあげよう
失敗をしたくてする人なんてほとんどいません。後悔しているのはそれだけ責任をもってやろうとした証拠です。
人はその時々でやることに対して全力で取り組んでいるものです。
その時の自分の働きは、たとえ結果として失敗を招いたものだとしても素直に頑張ったと認めてあげましょう。真に自分の頑張りを認めてほめることができるのは自分だけです。
だから、自分を責めすぎず、ほめてあげてください。
自分を責めると自己肯定感が下がり、不安が大きくなっていきます。そして不安が大きくなると、人や失敗を過度に恐れるようになっていきます。
そうなってしまうと、もはやいつも通りの自分とは言えず、満足なパフォーマンスを発揮することができません。さらなる失敗を招くことに繋がっていきます。
自分を責めることはこのような悪循環を生むだけで、メリットがありません。
だから、自分の頑張りを認めてほめてあげてほしいのです。「お疲れ様」「よく頑張った」自分のそうやって声をかけてあげてください。
まとめ
今回は過去の失敗との向き合い方についてお話しました。
今までの人生、そしてこれからの人生で失敗はつきものです。だからこそ、うまく乗り越えていくことが大切になります。
真面目な人ほど、自分を責めて後悔の渦に巻き込まれやすいです。
自分で自分を潰してしまわないために、普段の生活から「自分をほめる」ということを実践していただきたいと思っています。
最後まで見ていただき、ありがとうございます。
それでは、また次回。