生きていれば時に、つらいこと、苦しいことを経験することがあります。
なかなか立ち直れず、動けなくなるときもあるかもしれません。
そんな時、アニメや漫画の何気ない台詞や好きな歌の歌詞が勇気をくれることがあります。
あなたにもそういった経験はありませんか?
この「言葉の架け橋」ではそんな勇気や気づきを与えてくれる言葉を紹介していきます。
あなたが打ちのめされたとき、この場があなたの支えとなり、次の場所へ進むための架け橋となることを願っています。
「ないものねだりしてるほどヒマじゃねぇ あるもんで最強の闘い方探ってくんだよ 一生な」 蛭魔妖一(アイシールド21 37巻)
現代ではSNSが普及し、誰とでも気軽に繋がれるようになり、いろんな人の情報が入ってきます。
そんな環境の身を置くと、つい他人と比べてしまい気分が落ち込むこともあるのではないでしょうか。
「あの人はあんなにキレイ」「あの人はたくさんお金を持っている」
そんな風に自分にないものを持っている人を羨ましく思い、「それに比べて自分は…」とネガティブになってしまう。
もちろん他人を羨ましいと思うことが、絶対に悪いということではありません。
自分の足りないところに目を向け、理想の自分になろうと思うのは素晴らしいことです。
しかし、ないものばかりに注目し、自己嫌悪に陥ってしまうのはとても損なことです。
当然のことですが、私達は今の等身大の自分でしか生きることができません。
急に理想的な容姿やお金が手に入ることはありません。
スポーツも仕事も恋愛も、今の自分で挑むしかないのです。
だからこそ、私達がするべきことは「ないもの」ばかりに注目することではなく、「あるもの」に目を向け、「あるもの」を使って最善を尽くすことなのではないでしょうか。
自己嫌悪に陥ってしまう方は、もしかしたら「ないもの」ねだりをしてしまっているのかもしれません。
そんな時は、「あるもの」に目を向けてみてください。
すぐに見つからなければ全力で探してください。
自分で気づかなくても、家族や友人が見つけてくれていることもあります。どうしても見つからない時は聞いてみてもいいでしょう。
今の自分でも、できることはたくさんあるはずです。まずはそれに目を向けてみてください。
「ないもの」は焦らずゆっくり、ひとつずつ手に入れていけばいいのです。