生きていれば時に、つらいこと、苦しいことを経験することがあります。
なかなか立ち直れず、動けなくなるときもあるかもしれません。
そんな時、アニメや漫画の何気ない台詞や好きな歌の歌詞が勇気をくれることが
あります。
あなたにもそういった経験はありませんか?
この「言葉の架け橋」ではそんな勇気や気づきを与えてくれる言葉を紹介していきます。
あなたが打ちのめされたとき、この場があなたの支えとなり、次の場所へ進むための架け橋となることを願っています。
「私は四葉になれなかったけど 四葉だって私にはなれない ようやくそう思えるほどに… 私は私を好きになれたんだ」 (中野三玖 五等分の花嫁 14巻)
五つ子の三女である三玖は自分にコンプレックスを抱いており、姉妹の中で自分が一番
落ちこぼれだと思っていました。
自分に自信が持てず、消極的な彼女でしたが、風太郎との出会いを経て徐々に変わって
いきます。
自分の好きなものに自信が持てるようになり、今まで考えていなかった新しい目標を
見つけることができました。
もちろんそこに至るまでは楽しいことばかりではありませんでした。
風太郎への恋心を自覚することで、他の姉妹と自分との差をかえって強く意識して
しまい、思い悩んでいたこともあります。
それでも彼女は立ち上がり、「自分らしさ」を見つけることができたのです。
今回ご紹介した言葉は、そんな三玖の成長を色濃く表す言葉だと思います。
現実を生きる私達にも、三玖と同じような悩みを抱えることがあるのではない
でしょうか。
他の人と自分を比べて、ひどく落ち込んだことがある人は多いのでないでしょうか。
そんな時は、ぜひ自分の深堀りをしてください。
何が好きで、何が得意で、何を大事にしたいのか、それを探ってください。
「ないもの」ではなく「あるもの」に目を向けると、自分がどういう人間なのかを
知ることができます。
「自分らしさ」を知ることができれば、それが自信へとつながっていくはずです。
そうすれば、三玖のように胸を張って自分を好きだと言えるようになるでしょう。