言葉の架け橋 #13

内向型・HSP

生きていれば時に、つらいこと、苦しいことを経験することがあります。

なかなか立ち直れず、動けなくなるときもあるかもしれません。

そんな時、アニメや漫画の何気ない台詞や好きな歌の歌詞が勇気をくれることがあります。

あなたにもそういった経験はありませんか?

この「言葉の架け橋」ではそんな勇気や気づきを与えてくれる言葉を紹介していきます。

あなたが打ちのめされたとき、この場があなたの支えとなり、次の場所へ進むための架け橋となることを願っています。

                                             

「最初から自分ができるものだけ選んでいたら何も始まらない
大事なのはお前が興味を抱いているかどうかだろ」
             (寿竜次郎 ぐらんぶる 1巻)

新しいことへの挑戦は時に大きな不安を伴うものです。

自分には上手くできないかもしれない、人に迷惑をかけるかもしれない、無駄な時間を過ごすことになるかもしれない… そうした不安を抱え足を止めてしまったことが、あなたにもあるかもしれません。

実際、この「ぐらんぶる」という作品の中で、主人公の伊織は「ダイビングをやってみたいか?」と聞かれ、「やってみたいと思わなくもないが、自分は泳げないので…」と答えています。

海に潜るのであれば泳げないのは致命的。だから自分にはダイビングはできないと思ったのでしょう。

伊織の返答に対し、寿は笑ってこう返します。

「お前さては国語が苦手だろ! 『やりたい』か『やりたくないか』を聞いてるのに『できる』『できない』で返事をするなんて文法がおかしいだろ」

この後、困惑する伊織に向けて言ったのが、今回紹介した言葉です。

確かに「できる」「できない」で物事を判断していたら、自分のやれることは限られてしまいます。

興味を抱いた時は、できるかどうかは後回しにしてやってみるといいでしょう。

そもそも最初から上手くできることなんて、そうそうありません。

難しく考えず、まずは自分の好奇心に従って挑戦してみてください。

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