こんにちは。天泣です。
人間関係で大きな疲れを感じている場合、その原因は自分よりも他人を優先した行動をとってしまっているからかもしれません。
特にHSPさんや内向さんは相手の気持ちを汲んで、手助けをすることが多いと思います。
もちろん手助けすることが悪いことというわけではありません。
しかし、毎回誰かを助けていては自分が疲弊していくばかりになってしまいます。
あなたもそういった経験はありませんか?
今回の記事では、
・無理に好かれようとしなくていい ・自分の気持ちや意見を大切に
という内容でお話していきます。
ついついを他人優先してしまうという方は、ぜひ参考にしてみてください。
他人を優先してしまう人の特徴
他人を優先した行動をとってしまう人にはいくつか共通する特徴があります。
ここでは以下の3つについてお話していきます。
- 好かれたくてといい人を演じる
- 自分の意見や気持ちを言えない
- 人から頼み事ばかりされる
ひとつずつ見ていきましょう。
好かれたくていい人を演じる
HSPさんや内向さんは他人から嫌われることを恐れる傾向にあります。
もちろん人から嫌われることが好きな人なんてほとんどいないと思うので、恐れる気持ちを持つことはおかしくありません。
ですが、恐れるあまり無理に好かれようとしてしまうのはよくありません。
例えば、自分も忙しいのに他人の仕事を引き受けたり、余裕がないのにご飯をご馳走したりしていませんか?
このような場合、確かに助けられた相手はあなたのことを「いい人」と認識するでしょうが、単に「都合のいい人」と判断されている場合もあります。
あなたの「人間性」ではなく「役割」に注目している状態です。
本当に仲の良い人はあなたの「人間性」に魅力を感じて関係を持ってくれているので、無理に好かれようとしなくてもいい関係が続きます。
だから好かれようとして「いい人」を演じる必要はありません。
「いい人」を演じると終わりがなく、演じていないと嫌われてしまうと思い込んでしまいます。
そもそも人には相性があるので、どれだけ良くしても自分を好いてくれない人もいます。
全員から好かれることはできないので、自分が大事にしたい人、自分を大事にしてくれる人を大切にしましょう。
自分の気持ちや意見を言えない
誰かと一緒にいるとき、相手のことを優先するあまり自分の本心を隠していませんか?
いつも他人を優先して自分の本心を隠すと、都合のいい人と思われてしまいます。
もちろん他人を優先することが自分の本心からくるものであればいいのですが、そうでない場合はモヤモヤが残るでしょう。
それが蓄積すると大きな疲れとなり、相手と関わることが嫌になって関係性も崩れてしまいます。
自分が我慢すればいいと思う必要はありません。
本当に相手と良好な関係を築くのであれば、自分の本心を表に出しましょう。
気持ちは言葉にしなければ相手に伝わりません。
なかなか自分の意見を言えない人は、初めは昼食のメニューや見たい映画など言いやすい話題からでも大丈夫です。
そうして少しづずつ成功体験を積み重ねていけば、自然と会話の中で自分の本心を伝えやすくなるはずです。
人から頼み事ばかりされる
HSPさんや内向さんの中には人助けをしたいと思う人が多いです。
その精神は素晴らしいものですし、頼られるというのは悪い気はしません。
しかし、頼ってくる人の中にはただ利用してくるだけのずるい人もいます。
例えばお礼は言うけれども、自分が困っているときは助けてくれない人は、他人を利用したいだけのずるい人です。
もしあなたが、人に頼られてばかりで疲弊している場合はそうした人まで助けているかもしれません。
あなたをただ利用したいだけの人とは、少しずつでもいいので距離を取りましょう。
また、自分の限界を超えて人助けをしてしまっている可能性もあります。
誰かの手助けをするのは自分に余裕があるときだけにしましょう。
よく使われる表現ですが、自分が溺れている時に溺れている人を助けることはできません。
まとめ
今回はもっと自分を大切にしようという話をしてきました。
HSPさんや内向さんはそのやさしさだったり、嫌われる恐怖だったりで他人を優先してしまいがちです。
ですが、それによってヘトヘトになってしまっては意味がありませんよね。
もっと自分の本心に従って行動してもいいのです。
他人を優先して疲れてしまう人は、少しずつでもいいので今回の記事を参考に意識を変えてみてください。
それでは、また次回。