こんにちは。天泣です。
人生の中でいろんな人と関わっていくと、嫌だなと思う人、苦手な人がどうしても出てきてしまうものですよね。
学校や会社といった組織では、たとえ苦手な相手であっても関わらなければいけない場面も多いと思います。
そんな時、いくつか対処法を知っておくと、それだけでもだいぶ気持ちが楽になるものです。
この記事では、
・嫌な人の特徴 ・嫌な人・苦手な人への具体的な対処法
についてお話していきます。
近くに嫌な人・苦手な人がいて悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
嫌な人の特徴
嫌な人の一番の特徴は「マウンティングをする」という点です。
マウンティングを簡単に説明すると、自分の優位性を主張するために、自慢話をしたり相手をけなしたりすること。
なぜこんなことをするのかというと、自分に自信がないからです。
自分で自分の価値を実感できないため、他人と比較して自分の方が優れているということを確認しているのです。
だから、マウンティングをする人は決して自分より優れた人を相手にすることはありません。勝てると思いこんだ人にだけ攻撃をします。
会社の地位、年収、友達の数、恋人の有無、学歴など容易に他人と比較できるものの中から自分が勝てる内容だけをピックアップして攻撃してくるのです。
マウンティングをする人の言動というのは、基本的に正面から受け止める必要はありません。
相手のために助言をしているわけでもなく、ただ自分が気持ちいい思いをしたいだけだからです。
ただそうと分かっていても、聞いていもいない自慢話を聞かされたり、けなされたりするのは気分が悪くなるものですよね。
そんな人のために、次からは具体的な対処法についていくつかご紹介します。
嫌な人・苦手な人への対処法
ここからは、嫌な人・苦手な人への対処法についてご紹介します。
主に見方や考え方の話になりますが、身に着けることができれば攻撃されてもダメージを少なくすることができるでしょう。
以下の4つについてお話していきます。
- 近づかない
- 見方を変える
- 俯瞰するクセをつける
- 相手との境界線を作る
近づかない
まず、一番最初に検討してもらいたいのが「近づかない」ということです。
当たり前の話ですが、自分にとって害のある人は自分の傍に置いておかない方がいいに決まっています。
そのため、もし離れられるのであれば思い切って離れてしまい、できるだけ関わらないようにすることを検討してみてください。
ストレスの根源がなくなれば、あなたの負担は激減します。
しかし、やはり関わりを持たなければいけない時があるという人は以降のテクニックを参考にしてみてください。
見方を変える
先ほどもお話したように嫌な人と言うのは「マウンティングをする」という特徴があり、それは自分に自信がなく、他人との比較によって優位性を確認するために行われます。
これを突き詰めて考えると、マウンティングをする人というのは常に不安を抱えている人であるということです。
自分で自分の価値を見出すことができない、きつい言い方をすると「承認欲求の塊」のような人なのです。
こうして考えていくと、ただ嫌な人だと思っていた人に対して「可哀想な人」「子供みたいな人」という一種の憐れみにも似た感情を抱いて来るでしょう。
ここまでこれば、その人から例えば批判をされたとしても真に受けなくなるはずです。
自分が攻撃されてもいなすことができるようになり、自慢話をされても過剰に褒めることなく適当な相槌で済ませる余裕が生まれてきます。
それが続けば、相手は自分が欲しい反応があなたから貰えないと分かり、離れていくはずです。
俯瞰するクセをつける
「見方を変える」に近い部分もありますが、ここでは相手だけでなく自分の見方についても見直してみるということです。
ひとつ例を出しましょう。
世の中には相手のミスに対して過剰な叱責を浴びせる人がいます。ひどい時は、自分にも多少の非があるのにそれを認めず、ひたすら相手を非難する場合もあります。
HSPさんや内向さんは思考が深く責任感もあるため、なにかミスをして叱られると「もっとこうすれば良かったはずなのに…」「自分はなんでこんなこともできないんだろう」と自分を責めてしまう傾向が強いです。
こんな時に、叱られている状況を俯瞰してみてください。
言い換えると、第三者の目線に立って見てみるということです。
これを実践すると、叱責を浴びせている人に対しては「一方的に怒っているだけ」「自分が気持ちよくなりたいだけでしょうもない人だな」と考えることができるようになります。
自分に対しては「過剰に自分を責めすぎている」「またいつもの自己否定が出ている」と自分の今の状況を冷静に分析できます。
このように俯瞰するクセをつけることで、嫌な言い方をしてくる人から受けるダメージを軽減することができます。
相手との境界線を作る
先ほどの例のように、相手から一方的な怒りをぶつけられたときは相手と自分の間に分厚い壁があるというイメージを持つことも効果的です。
このイメージを持つことで相手の言葉や感情を直接受けるという感覚が減少し、ダメージを減らすことができます。
ここ最近はコロナの影響で感染予防のために、デスク周りにアクリル板が置かれることが多いですよね。
あれをイメージしてもらうと分かりやすいと思います。
このように相手との間にモノがあると心理的な距離が生まれて、気持ちが楽になります。
苦手な人とデスクが隣同士の場合は積極的に手持ちの書類やペンなどを置いて隣との境界を作ってみましょう。
アクリル板もそうですが、実際に間にモノがあると相手と自分の境界が明確になり、落ち着きやすくなります。
例え隣からなにか嫌なことを言われても、間にモノがあれば相手との境界を意識することができ、受けるダメージを減らすことができるでしょう。
まとめ
今回は嫌な人・苦手な人への対処法についてお話してきました。
HSPさんや内向さんは人の関わりで消耗しやすいので、嫌な人や苦手な人が近くにいるとヘトヘトになってしまいます。
そんなときにいくつかの対処法を知っておくと、受けるストレスを減らすことができます。
また、嫌な人と言うのは大抵あなた以外の人からも良く思われていないことが多いです。
同じ悩みを共有できる人がいれば、その人と愚痴を言い合うことでストレスの解消になるでしょう。
この時に注意してほしいのが、悪口や暴言には発展させないこと。あくまで、「気分が悪くなった」「ムカついた」程度の愚痴で済ませておきましょう。
他にも、HSPさんや内向さん向けのリフレッシュ法について過去の記事で紹介していますので、気になる方はぜひそちらも参考にしてみてください。
それでは。また、次回。