内向型とは?

内向型・HSP

こんにちは。天泣です。

「人付き合いが苦手」「自分の意見を発言できない」

そんなふうに悩んでいませんか?

そのせいで、自分には能力がないと思ってしまうかもしれませんが、それは能力がないわけではなく、あなたが内向型だからかもしれません。

今回は内向型がどういうものなのかについてお話していこうと思います。

この記事では、

・内向型とはなにか?
・内向型にはどういった特徴があるのか?

について解説していきます。

また、ここでは内向型の人のことを親しみを込めて、「内向さん(うちむきさん)」と呼んでいこうと思います。

内向型とは?

内向型の特徴は、心的エネルギー(興味や関心)が自分の内側に向かいやすいことです。逆に外向型は自分の外側に向かいやすいといわれています。

「内向型」「外向型」という概念を最初に提唱したのは、スイスの心理学者カール・グスタフ・ユングです。

また、内向型と外向型は外部の刺激に対しての感度が違い、内向型の人は外部の刺激に対して敏感であるといわれています。

内向型チェックリスト

以下は内向型のチェックリストです。気軽にできるものなので、ぜひやってみてください。

  1. 集団より1対1の会話が好きだ
  2. 文章のほうが自分を表現しやすい(合って話したりするよりも、メールやLINEのほうがいい)
  3. 1人でいる時間を楽しめる
  4. 他人の財産や名声に興味がない
  5. 世間話は苦手だが、自分の関心のある話題や内容のある有意義な会話は好きだ
  6. 聞き上手だと言われる
  7. 大きなリスクな避ける
  8. 誰にも邪魔されずに、自分1人で没頭できる仕事が好きだ
  9. 誕生日は家族や親友など、ごく少数の人たちと過ごしたい
  10. 「落ち着いているね」とよく言われる
  11. 完成するまで、作品や作ったものは見せたくない
  12. 他人と衝突するのが嫌い。ケンカをするのは面倒くさい
  13. 1人でやるほうが何事も早い。1人でやるほうが集中できる
  14. 考えてから話す
  15. 楽しいことでも外出すると消耗する
  16. 出られるときでも電話にでないことがある
  17. 忙しい週末よりも、何もすることがない週末のほうが好き
  18. 一度に1つのことしかできない。あれこれ同時進行は苦手
  19. 集中するのは簡単
  20. 授業はディスカッション形式よりも講義型のほうがいい

出典『ストレスを操るメンタル強化術』 メンタリストDaiGo著(KADOKAWA)

質問の答えで「はい」「いいえ」がちょうど半分(10個ずつ)なら内向的・外向的の中間です。「はい」が増えるほど内向的ということになります。

内向さんの強み

チェックリストからも分かるように、内向さんは一人の時間を重視する特徴があります。

この1人の時間で内向さんは、さまざまなことを思索しています。つまり、内向さんは物事を多角的な視点から深く考えることを得意としています。

これにより、誰も思いつかない発想を思いつくこともあります。

また、考える癖があることが物事を慎重に進めることにもつながります。その結果、リスクを回避しやすくなるため、これも強みの1つといえるでしょう。

こうした面から、内向さんはアーティストなどのクリエイティブな仕事や投資家に向いているといわれています。

しかし、内向さんの特徴もいいことばかりに働くわけではありません。

外部の刺激に敏感なので、さわがしい場所では自分の力の半分も発揮できません。

じっくり考えて実行するのは得意ですが、すぐに意見を求められる場面や行動を起こさなければいけない場面ではパニックになってしまいます。

内向さんは、周りの環境に大きく影響されるため、自分の能力が活かされる環境づくりが非常に重要です。

まとめ

今回は、内向型の特徴などについてご紹介しました。

内向さんは刺激に敏感で、じっくり考えてからでないとなかなか行動を起こせません。しかし、それはがイコール短所ではありません。

そうした特徴があるからこそ、「独自の発想を思いつく」、「リスクを回避した行動をとれる」ことにつながるのです。

内向さんは周りの環境の影響を受けやすいため、自分が一番集中できる環境を知り、その環境をつくることを大事にしていきましょう。

また、今回ご紹介した内向型と似た特徴をもつHSPという気質もあります。

両者の違いなどについては、また別の記事でご紹介しようと思います。

それでは、また次回。

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