会話で疲れてしまう原因と対策

内向型・HSP

こんにちは。天泣です。

HSPさんや内向さんは何気ない会話でもドッと疲れを感じてしまうことはないでしょうか?

人との会話は刺激がたくさんあるので、それで疲れやすいのですよね。

そうしていつのまにか、会話に苦手意識を感じるようになってしまった方を多いのではないでしょうか?

そんな方に向けて、今回は会話についてお話しようと思います。

今回の記事では、

・会話で疲れてしまう原因と対策
・楽になる考え方

についてお話します。

会話で悩みを抱えている方はぜひ参考にしてみてください。

会話で疲れてしまう原因と対策

会話で疲れてしまう原因はいくつかあるとは思いますが、HSPさんや内向さんが会話で疲れてしまう大きな原因は以下の2つなのではないかと思います。

  • 相手の機嫌を考えすぎている
  • つい会話を盛り上げようとしてしまう

今回はこの2つについてお話していきます。

相手の機嫌を考えすぎている

HSPさんや内向さんは会話中に相手の目線や仕草、声のトーンなどで相手からどういう気分なのかを頭の中で考えてしまいます。

そしてもし機嫌が悪そうだったら、なんとか機嫌を良くしてもらおうと、あれこれ気を遣ってしまっているのではないでしょうか?

相手を気遣う姿勢というのは立派ですが、毎回それに振り回されていたら、楽しい会話なんてできませんよね。

まず大前提として、相手の機嫌は無理してとる必要はありません。

もし相手の機嫌が悪いとしても、それは必ずしもあなたが原因だとは限らないからです。

「何か嫌なことがあった」「お腹が空いている」など、相手個人の問題かもしれません。

そんなところにまで気を遣って、会話で機嫌をとる必要はありません。

機嫌が悪い相手とは無理して会話をせず、その場を離れるのが得策です。

ですが、どうしても離れられないときは、相手からの情報を減らして機嫌を察知しづらくなるようにしましょう。

例えば、座る場所を正面から横に変えることができれば、相手の表情が見えづらくなるので、そのぶん相手からの情報を減らすことができます。

静かな空間で相手と二人きりで緊張する場合は、緑の多い公園などを歩きながら会話をすると、外の景色や音で相手の情報をある程度阻害することもできます。

もちろん、注意散漫となって会話に集中できないと問題なので騒がしい場所は避けた方がいいでしょう。

つい会話を盛り上げようとしてしまう

会話で疲れてしまうのは、会話のハードルを自分で上げてしまっているからなのかもしれません。

なにか面白いことを言ったり、良い反応を返したりして相手を楽しませようと考えてしまうのです。

特に、無言になってしまったり雰囲気の悪さを感じてしまったりすると、つい自分で立て直そうと無理をしていないでしょうか?

面白い話をするのが好きな人であれば、それも苦にならないかもしれませんが、そうでない人は無理に会話を盛り上げる必要はありません。

失敗して空回りしてしまうかもしれませんし、仮に成功してもモヤモヤして疲れが溜まってしまうだけです。

盛り上げ役ばかりを担っていくと相手もそれを望むようになっていき、どんどん引っ込みがつかなくなってしまいます。

本来の自分と異なる自分を演じ続けるのは相当のストレスなので、どんどん会話が嫌になってしまうのです。

会話というのは必ずしもオチが必要だったり、大きな盛り上がりが必要なわけではありません。

意味のない会話、何気ない会話でも相手と必要なやり取りさえできていれば、なんら問題はないのです。

「最近興味をもったこと」や「今日の天気」など、話やすい話題からはじめていけば自然と盛り上がることもあるでしょう。

会話とは言葉のキャッチボールなので、お互いに「投げやすい」「受け取りやすい」言葉を繋げることを第一に考えてみましょう。

楽になる考え方

ここでは、会話に限らず人間関係全般に当てはまる考え方についてお話します。

会話をする際もこの心構えがあると、無駄なストレスを減らすことができるでしょう。

その考え方とは、「苦手な人・嫌い人は無理して好きにならなくていい」という考え方です。

HSPさんや内向さんは苦手な人や嫌いな人に対しても、「良好な関係を築かなければいけない」という思考が働き、会話の中で無理をしてしまうことがあります。

相手の機嫌を深く考えてしまうため、つい機嫌をとるような行動をしてしまうのです。

相手を持ち上げる発言をしたり、自虐ネタで会話を盛り上げようとしたり…、あなたも経験はありませんか?

しかし、そうした行動は自分が苦しくなるばかりで大したメリットはありません。

相手も気分を良くしてもらうのが当たり前となり、要求はどんどんエスカレートしていきます。

学校や会社という組織の中では、こうした相手のご機嫌とりも処世術のひとつと思われるかもしれませんが、結局それであなたが潰れてしまっては意味がありません。

苦手な人・嫌いな人との会話は必要最低限に留めることをおすすめします。

もし、あなたがその人物に純粋な興味を抱き、交流を持ちたいと思ったら、その時は一歩踏み出して雑談をしてみてもいいかもしれません。

まとめ

今回は会話で疲れてしまう原因と対策についてお話してきました。

社会で生きる以上、会話というのはコミュニケーションの手段としてずっとついて回るものです。

だからこそ、ちょっとした考え方やテクニックを身に着けることで、日々の会話のストレスを減らすことが、HSPさんや内向さんには重要となります。

会話に苦手意識がある方は、「相手を楽しませる」という考え方を一度捨ててみてください。

自分の考えや思いを伝える、会話をそんな純粋で単純なコミュニケーション手段として意識すれば、きっと自然と言葉がでてくるはずです。

それでは、また次回。

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