こんにちは。天泣です。
毎日の仕事でいまいち集中できない、疲れが大きいと感じることはありませんか?
HSPさんや内向さんは外部からの刺激を受け取りやすいため、普段の生活の中でも疲れやすいです。
仕事の場合は作業の能率低下にもつながって、泣く泣く残業する羽目になってしまうなんてことも…。
そこで今回の記事では、
・受け取る刺激を減らす方法 ・気持ちを落ち着かせる方法
についてお話していきます。
毎日の仕事で集中できない、疲れを感じてしまうという方は、ぜひ参考にしてみて
ください。
受け取る刺激を減らす方法
冒頭でもお話したように、HSPさんや内向さんは外部からの刺激を受け取りやすいという特徴があります。
それは例えば光や音、人の機嫌や顔色など様々です。
そうした外部からの刺激は物理的に遮ってしまうのが効果的。
ここでは、以下の二つの方法をご紹介します。
- イヤフォンや耳栓で雑音を遮断する
- 休憩時間に目を閉じる
ひとつずつ見ていきましょう。
イヤフォンや耳栓で雑音を遮断する
会社の中では、電話や話し声、足音などいろんな雑音が絶えず聞こえてきます。
HSPさんや内向さんはそういった環境では刺激を受け取りっぱなしになるので、疲れが溜まり集中力の低下にもつながります。
突然の大きな音や声が聞こえてきたときには、びっくりして心臓がバクバクし、しばらく落ち着かないという人も多いでしょう。
雑音に振り回されないようにするためには、やはりイヤフォンや耳栓で物理的に音を遮ってしまうのが効果的です。
ノイズキャンセリング機能のついたイヤフォンや遮音性の高い耳栓はたくさんあるので、自分に合ったものを選んで使いましょう。
大きさ等が合ってなくて耳に負担がかかると、かえって集中できなくなってしまいます。
ただし、職場でイヤフォンや耳栓を使うときは必ず上司や周りの了解を得ましょう。
音が気になって集中できないことを伝えて、理解を求めるようにするのです。
もしそれで許可が出ない場合は、人が少ない朝の早めの時間に出社すると集中しやすくなるでしょう。
空いている部屋があれば、そこを使わせてもらえるか相談するのもいいと思います。
休憩時間に目を閉じる
音の他にも視覚情報は大きな刺激となります。
視覚を遮断する方法としては、過去の記事でもいくつかお話してきました。
例えば、書類のタワーを作ったり、フチの大きいメガネをかける等です。
これらの他に効果的なのが、休憩時間に目を閉じることです。
もし会社で、10分休憩のようなものがあれば、その時間に目を閉じるようにしましょう。
脳は視覚情報の処理にかなりのエネルギーを使っているので、目を閉じるだけでも脳や身体を休めることができます。
お昼休憩も目を閉じるようにして、可能であれば仮眠をとることもオススメします。
15分程度の仮眠をとると、心身ともにリラックスして、午後の仕事の効率アップにもつながります。
気持ちを落ち着かせる方法
ここでは、刺激を受け取り高ぶってしまった気持ちを落ち着かせる方法についてお話していきます。
いくら工夫をしても外部からの刺激を完全にゼロにすることはできません。
どうしても防ぎきれない刺激により、自分の気持ちが乱れてしまうことがあります。
そんな時、気持ちを落ち着かせる術を知っておくと、感情をリセットさせて次の作業に集中することができます。
今回は以下の二つについてお話していきます。
- 両手でゆっくり動作を行う
- 一人の時間を作る
両手でゆっくり動作を行う
なにかトラブルが起きた時や急に頼まれごとをしたときは、焦りを感じてつい動作が雑になってしまいます。
しかし、バタバタと動く動作は余計に焦りの感情に拍車をかけて、思わぬミスを生む原因になることも少なくありません。
これは焦りという感情に行動が支配されている状態ですが、その逆の行動が感情を支配するという状態を作ることも実は可能なのです。
この行動で感情をコントロールするというのは、ジェームズ=ランゲ説と呼ばれて
います。
例を挙げるとすると、「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい」という考え方
です。
これは様々な場面で応用することができます。
焦っているときはバタバタしていてものを運ぶときも片手で雑に移動させてしまいますが、このとき両手でゆっくり動作をしてみてください。
次第に心も落ち着いて来るはずです。
一人の時間を作る
HSPさんや内向さんにとって一人の時間というのは非常に大切なものです。
周りにたくさん人がいると受け取る刺激も膨大な量になり、1日でクタクタになってしまいます。
そこでオススメしたいのが、意図的に一人の時間を作ることです。
会社の中にも一人になれる場所がひとつはあるでしょう。
まず思いつくのがトイレの個室。他にも更衣室や資材置き場、普段使われていない会議室など、その会社によって様々ではあると思いますがひとつはあるはずです。
そうした場所を見つけ、一人で息抜きをする時間を確保してみてください。
前述した仮眠をとるというのも非常にオススメです。
目を閉じて、イヤフォンや耳栓をすれば周りの刺激をシャットアウトした一人の時間を作ることができます。
こうした一人になれる時間を数分でもいいので、1日の中で何回か設けることで疲れを大幅に減らすことができます。
まとめ
今回は仕事の気疲れを減らす方法についてお話してきました。
会社というのはたくさんの人がいるため、非常に刺激が多い場所です。
HSPさんや内向さんは刺激に対して敏感であるが故に、いい刺激も悪い刺激もたくさん受け取ってしまいます。
悪い刺激を感じたときは、全部ではなくてもいいので、今回ご紹介したコツを取り入れてみてください。
きっと今までよりも気疲れが減って、働きやすくなるはずです。
ちなみに、今回ご紹介したコツは井上智介さんの書かれた「繊細な人の心が折れない働き方」の中から抜粋させていただきました。
この本には他にもHSPさんが自分らしく働くためのコツがたくさん紹介されているため、ぜひ読んでみてください。
それでは、また次回。