人の機嫌・嫌な雰囲気への対処法

内向型・HSP

こんにちは。天泣です。

HSPさんや内向さんは外部の刺激に敏感のため、他人の機嫌や嫌な雰囲気を察知して疲れてしまいます。

不機嫌の人が同じ部屋にいたり、人が怒鳴られている空間はその場にいるだけで気が滅入るものです。

特にHSPさんはその特徴が顕著に表れる傾向にあります。

この記事では、

・人の機嫌や嫌な雰囲気への物理的な対処法
・人の機嫌や嫌な雰囲気を気にしづらくなる考え方
・具体的なシチュエーションでの考え方

についてお話していきます。

いつも人の機嫌や嫌な雰囲気に振り回されてしまう方は、ぜひ参考にしてみてください。

物理的に防ぐ

人の機嫌や嫌な雰囲気は視覚や聴覚から自然に感じ取ってしまうため、どうしても気になってしまうものです。人から気にしなくていいと言われても、簡単に無視できるようにはなりません。

そのため、物理的に視界や音を遮ることで感じ取りづらくするのは有効です。

例えば視界であれば、「フード付きメガネ」や「集中メガネ」で視界を遮ることができます。

隣の人が気になる場合はパーティションや書類を積み重ねて壁を作るといいでしょう。

相手との間にモノがあるだけでそれが境界線となり、気持ちが落ち着きやすくなります。

音であれば耳栓やヘッドホンで音を遮断してしまうのがいいです。

電話対応がなく黙々と作業できる環境であれば試してみてもいいでしょう。

それでも耐えられない場合はその場を離れるのが効果的です。

ノートパソコンのように持ち運びできて、場所を選ばず作業できるのであればそれが一番の対処法です。

考え方を身に着ける

人の機嫌や嫌な雰囲気からは物理的に離れることができればベストですが、そうもいかないときも多いでしょう。

時には、不機嫌な人とコミュニケーションを取らなければならないときもあります。

次は、そんな時でも気にしづらくなる考え方をご紹介します。

自分の機嫌は自分でとるのが大前提

まず、原則として自分の機嫌は自分でとるべきです。他人にどうにかしてもらうものではありません。

イライラして人に当たったり、あからさまに不機嫌な態度を表したりする人がいますが、そういう人はわざとそうして人に気を使わせて気持ちを落ちつかせています。

しかし、これは望ましい方法ではありません。自分の機嫌を他人に取ってもらうのはおかしい話です。

例えば、あなたの上司が不機嫌だっとしてもそれは上司がなんとかするべきことで、あなたが解決することではありません。

仮にあなたのミスで不機嫌になったとしてもミスの謝罪とこれからの対応ができていれば、それ以上その件であなたが上司に何かをする必要はありません。

具体的なシチュエーションでの考え方

さて、自分の機嫌は自分でとるという大前提をお話ししたところで、次は2つの場面における考え方についてご紹介します。

他人が怒られているとき

HSPさんや内向さんは他人が怒られているときは、自分が怒られているかのように感じてしまいます。

周りの雰囲気も悪くなり、しばらくは気分が落ち込んでしまうでしょう。

そんなときはドラマのワンシーンだと考えるといいです。怒っている人も、怒られている人も演者で演技をしていると考えると余裕が持てるようになります。

この状況はドラマのワンシーンでフィクションの出来事だと考えると、その場を離れるのと同様に自分と切り離して考えることができます。

機嫌が悪い人に話かけるとき

仕事をしているときは、上司の機嫌が悪くても報告・連絡・相談をしなければいけないときがあります。

そういう場面ではなかなか話しかけづらいもので、自分が原因だった場合はなおさらです。

そういったときは、上司ではなく、仕事を終わらせることに重点をおきましょう。

例えば、書類を確認してもらうときは上司ではなく、書類を確認してもうらうことを第一に考えます。

どんなに上司の機嫌が悪くても、書類を確認してもらわなくていい理由にはなりません。それは上司側にも言えることで、どんなに機嫌が悪くても、書類を確認しなくていい理由にはなりません。

会社の仕事は、機嫌を理由に放棄することはできないのです。

このように仕事を終わらせることを第一に考えると、自分のすべきことが明確になり行動しやすくなります。

さらに、話しかけるときは緊張して言葉が出ないときもあるので、話しかけるときのセリフを事前に考えておくとより動きやすくなるでしょう。

まとめ

今回は、人の機嫌や嫌な雰囲気に対する対処法をご紹介しました。

今回のテクニックは実践しやすいものばかりなので、悩んでいる方はぜひトライしてみてほしいです。

HSPさんや内向さんは外部の環境を整えることで、自分の力を発揮できます。

人の機嫌や嫌な雰囲気に振り回されて気分が落ち込んだ時は、自分がリラックスできる行動をとって立て直しましょう。

それでは、また次回。

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