こんにちは。天泣です。
HSPさんや内向さんは人が忙しいのを察知し、手を貸すことが特に多いと思います。
しかし、それによりいつのまにか自分が忙しい状況になっていることはありませんか?
HSPさんや内向さんは自分が忙しくてもあまり表には出さず、自分一人でなんとかしようとする傾向があります。
でも心の中では「なんで自分ばかり…」と思ってしまうことも。
そうするとイライラやモヤモヤが溜まったり、普段はしないミスをしてしまったりすることに繋がります。
この記事では、
・「自分ばかり忙しい」の原因と対策 ・無理をしないための考え方
についてご紹介します。
日々、忙しいと感じている方はぜひ参考にしてみてください。
「自分ばかり忙しい」の原因
「自分ばかり忙しい」となっている方は、知らず知らずのうちに仕事を増やしてしまっている場合が多いです。
その原因として以下の二つが挙げられるでしょう。
- すぐに人の手助けをしている
- 完璧を目指しすぎている
これら二つについてそれぞれお話していきます。
すぐに人の手助けをしている
HSPさんや内向さんは、忙しい人を見かけると、すぐに手助けをする傾向があります。
手助けをすること自体はすばらしいことですが、それにより自分の首を絞めてしまっては意味がありません。
忙しい人を見かけた時は、すぐに手助けをする前に考える時間を取りましょう。
考えるポイントは「それが自分の仕事なのか」ということです。
アドラー心理学でいうところの「課題の分離」に近い考えで、つまりはその仕事が誰の「課題」なのかを一度考えてみるのです。
これを考えてみると、手伝おうとしていることのほとんどが、自分の「課題」ではないことに気づくと思います。基本的に自分の役割に沿った仕事が与えられているはずなので、当然と言えば当然ですよね。
本来、その仕事を割り振られた当人がやらなければならないので、相手から助けを乞われない限りはむやみに手を出さないようにしましょう。
その人がその仕事を自分でできるようになる手助けをしているのだと考えるのです。
もし、手伝いをお願いされた場合は、必ず自分の仕事量を確認して、問題なければ手を貸してあげてください。
完璧を目指しすぎている
どの仕事も完璧にしようとすると、なかなか終わらず仕事が溜まってしまいます。
こだわりだすとキリがないので、手を抜けるところは手を抜いてみてもいいでしょう。
特に、社内だけで完結する資料は、お客さんに出す資料に比べればこだわる必要はありません。
しかし、いきなり手を抜いていいと言われてもどうすればいいか分からないと思います。
そんなときは、あなたの周りで力の調整をうまくやっている人のマネをしてみましょう。
その人が作った資料や予定を見せてもらい、どうやって仕事のやりくりをしているのか参考にすると、ヒントが掴めるはずです。
本当に無理なら耐えずに相談
本当に自分の容量を超えてしまい、苦しい場合は上司に相談して問題化しましょう。
変に話を大きくしたくないと思うかもしれませんが、自分のためと思って行動を起こしてください。
ただ、いきなり「仕事が多すぎます。割り振りを考えてください」と言ってしまうと角が立ちやすいです。
この場合は「仕事の進め方を相談したい、参考にしたい」という姿勢でいくと、自分の現状について話しやすいです。加えて、相手からのアドバイスで仕事の効率を上げることができるかもしれません。
まとめ
今回は「自分ばかり忙しい」の原因と対策についてお話しました。
今回ご紹介したことを意識すれば、日々の忙しさを軽減することにつながるでしょう。
ただしどうにもならない場合は、自分一人で抱え込まず、上司に相談することも大切です。
HSPさんや内向さんは仕事を抱え込みやすいところがありますが、無理して自分が耐えればいいと思う必要はありません。
自分を大事に毎日を過ごしていきましょう。
それでは、また次回。